点検口から覗くだけの蟻害調査、不安ではありませんか?
国交省から案内されている『既存住宅インスペクション・ガイドライン』においても、小屋裏や床下の調査範囲についても下記のように記されています。
〇戸建住宅における小屋裏や床下については、小屋裏点検口や床下点検口から目視可能な範囲
しかし、点検口から目視可能な範囲内での調査で蟻害調査は十分なのでしょうか?
実は点検口から見える範囲での蟻害は、下記調査でもわかるように極一部なのです。そんな精度の中で、「異常なし」と判断し、自身の名前や建築士登録番号、所属事務所名等記載された報告書にサインをするのは不安ではないでしょうか?また、床下に進入して調査を実施するシロアリ防除業者であっても、構造上目視確認の難しい玄関周りや湿式の浴室などは、シロアリの被害頻度も高く不安が残る箇所は多く存在します。
破壊調査は原則禁止、非破壊検査機の活用を推奨
また、このガイドラインの中では、検査方法の欄に下記内容が記されています。
・破壊調査については、破壊することについて住宅所有者の同意を得る必要があることから、中古住宅売買時の利用を前提とした現況検査においては、原則として含めない
・非破壊検査機器の技術開発や普及による推定精度の向上やコストダウン等の状況変化によっては検査方法に追加されることも考えられる
つまり、破壊調査は原則禁止、非破壊検査機器による検査については、良い検査機器が開発されれば検査方法に追加されることも示唆されています。このタームレーダーは平成28・29年度国土交通省補助事業 「インスペクションの活用による住宅市場活性化事業」で開発した非破壊型シロアリ検査機です。まさにこれに該当する検査機になる可能性が最も高い検査ツールと言えます。
どこを調査すればよいかわからない、どんな報告書を作成すればよいかわからない
蟻害調査についてはよくわからない、どんな報告書を作成すればよいのかわからない…
でもご安心ください。タームレーダーでは、専用アプリに従って検査を進めると、蟻害調査として重要な検査ポイントを網羅した検査が実施できます。また、検査が完了すると報告書も作成できています。また、タームレーダーを用いた中古住宅売買時の蟻害検査ガイドラインも作成しております。これなら上記のような不安がある方でも自信をもって検査できるのではないでしょうか?
報告書に関する詳細はこちら
タームレーダーによる蟻害調査で精度と安心を!そして他社との差別化を!
このようにタームレーダーによる検査は、皆様に精度の高い蟻害調査と安心を与えてくれます。非破壊で目視できない箇所に生息するシロアリの活動を検知できるため、床下に進入せずとも床上から壁内や土台に生息するシロアリを見つけ出すことができます。
また、検査機器による検査は特別なため、他社との差別化や検査費用の追加なども図れます。
今後、国も推し進める中古住宅売買の活性化に伴い、中古住宅の現況調査のニーズは高まることが予想されます。そんな中、質のよい安心できる中古住宅の流通が求められますが、タームレーダーはそれを助ける検査ツールになると思います。